float 要素
要素を水平に整列させるレイアウトを実践するにはfloat プロパティの使い方が重要になる。たとえば、ボックスにfloatプロパティを適用すると、後に続く要素を流し込むような処理が可能 になる。
float プロパティによる段組みの基本的な使い方について。まず、 img要素に対してfloat:left;と指定すると、テキスト は画像の右側ヘ回り込む。同様にfloat:right;と指定すれば、テキ ストは画像の左側に回り込んで配置される。続いて、画像ふたつを指定した場合では、最初の画像から順に次の画像、 テキストが右側ヘ回り込んでいく。ふたつの画像間にテキストを 配置したいときは、それぞれの画像に、float:left;とfloat: rightを指定すればよい。
また、 float は解除しない限り、それ以後も適用された状態 が続いてしまうことを忘れてはならない。 float を解除したいときは、 clear プロパティを使用する。 float: leftを指定している場合なら clear:left、同様に float: rightなら clear:rightの記述でfloat を解除できる。このほか clear:both;を記述すれば、左右どちらの指定であっても解除される。