ピクトグラム

ピクトグラムは言葉の代わりに用いられる視覚的な表示、つまり絵文字の総称である。ピクトグラムは統計図表や各種の表示の中で言葉に変わって用いられるものであり、年齢や教育程度が異なっても理解できるものである。絵文字の現代的な起源は1920年代のノイラートによるアイソタイプの展開にある。ノイラートの考えはその後、道路標識を始めとする各種の案内標識、地図や年表の中でのピクトグラムの使用、パソコンのソフトウェアでのGUIに不可欠な要素としてのアイコンなどに展開されている。

ピクトグラムは様々な大きさで用いられているので、形の完結性や類似したものと瞬時に識別が可能であることが重要になる。また、複数のピクトグラムが配置される案内版などでは、それぞれのサイト同時に斉一性や統一性に配慮してデザインされる。